不動産TOPICS
収益マンション保有時のチェックポイント・・・逆レバレッジ【リスク】
2020.07.15
前回、レバレッジ効果の良い点を記載しましたが、今回はそのリスクについてです。
①入居者が退去してしまう空室リスク。
賃料の入金はないのに、固定資産税・BM費関係経費などかかります。
借入金があると、さらに金利や元本を返済するためのキャッシュも別に必要です。
②借入金利が変動制だと大きく金利上昇になるリスクもあります。
借入金利の額が増えると差引収益がその分だけ減っていきますが、
借入金額が大きいと金利や元本の返済のためのキャッシュの一部を
別に用意しなければならない事態にもなる可能性があります。
このように、借り入れまでして背伸びしたことがあだとなり
レバレッジが逆効果になってしまう現象を「逆レバレッジ」(借入金利が上昇し、利回りを上回ってしまう状態)
といわれます。